ひとつの節目

十年一昔。
昔からこんな言葉が使われています。
10年という歳月は、もう一昔前だと言える程の時間だという事です。
そう考えると、BATESのレザージャケットとの付き合いも「一昔前から続いている」と言えます。
人生で２着目となるレザージャケットは、購入から10年目を迎えました。

レザーで10年なんて、当たり前かもしれません。
しかし、僕にとってはかなり嬉しい事なのです。

人生で初めてちゃんとしたレザージャケットを購入したのは、今はない某社のオリジナルジャケット。
「バイク街」と呼ばれた上野へ行って、購入したドキドキの瞬間でした。
しかし「レザー＝丈夫」だと思っていた若かりし頃の僕は、見事に期待を裏切られる事となりました。
10年も保たず、ほんの５年未満で壊れてしまったのです。
５万円以上もするレザージャケットが、そんなに早く壊れてしまうとは……と、当時本当に貧乏だった僕はショックが大きくて立ち直れませんでした。

ショックを振り払ってBATESのレザージャケットを購入したのは2003年。妻と知り合った後でした。購入を認めてくれた、後押ししてくれた妻にも感謝です。
購入から数年の間は、春夏秋冬いつでもレザー！　なバイクライフ。
今みたいに、暖かいナイロンジャケットや涼しいメッシュジャケットを持っていなかったという事もあり、いつも一緒に走る「相棒」みたいなもんでした。
現在は機能的なRSタイチのナイロンジャケット（ウインター＆メッシュ）も活躍していますし、ZIM＋BAのレザージャケットの使用頻度が高くなって、このBATESのジャケットを着る機会も減ってしまいました。
でも、やっぱり大切で可愛い一着なのです。
新品で購入したので、傷は全て僕がつけたもの。ある意味で僕の歴史と言えます。いっぱい傷はあるけれど、これも「年輪」って事で、大好きなのです♪

昨日は近くの一之江２りんかんへ行くためだけに着用。戻った後はウェスで清掃して、レザーオイルを塗ってあげました。
まだまだ10年。これから良いお付き合いをしていけたらなぁと思います。

タグ：TRX850　レザージャケット　BATES　ベイツ　10年

コメント 4

ご訪問ありがとうございました。

愛情をもって大切に大切にしてきた1着なのですね。
傷のひとつ一つにも、愛着があるってものですね。

私は皮ではありませんが、やはりお気に入りの服は長く愛用しています。^^


by sora (2013-05-08 08:43) 

soraさん
コメントありがとうございます♪
長く愛用する事で、さらにお気に入り度が増したり、愛着が増したりしますよね。
長く愛用するからこそ生まれる、特別な感情なのかもしれません。
物を大事にしたご褒美なのでしょうね♪
by タテチン (2013-05-08 12:43) 

こんにちは。御訪問、ありがとうございます。
私もよいものを永く使いたい人なので、
十二分に理解できます。
私のレザージャケットも10～20年ものが多いですが、
最近、体型の変化で使用できなくなりました。
それでも手放す気にはなれません。
by POP (2013-05-08 15:59) 

POPさん
コメントありがとうございます。
10〜20年ものが多いとは、素晴らしいですね！
体型は……ジャケットに合うように、さらに変化させましょう（笑）。
僕もちょっとずつがんばって体型を変化させているところです。
これからもよろしくお願いします。
by タテチン (2013-05-08 16:58)