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CBR250R CUP 筑波 Rd.2 [レース]

連続してレースになってしまいますが、CBRカップの第2戦です。

8/4の筑波ロードレース選手権に組み込まれた第2戦。お手伝い(何度も言いますが、大して何もしてませんW)している我らが『TEAM SPT&パワーボックス』のライダー・名越公助選手にとっては辛い日程です。

何しろ筑波ロードレース選手権ではTZ125でJ-GP3にエントリーしている(こっちがメイン?)のですから……。

ダブルエントリーという事で、大忙しな公助選手。

でも、これはCBRカップでは56RACINGから出場している弟の哲平選手も同じ事。多分ですが他チームでもダブルエントリーのライダーはいるはずなので、がんばってもらうしかないです。

しかし今回の公助選手は更に大変な状況。左手薬指の骨折を抱えてしまったのです……。こうなるともう「がんばれ公助!」と言う他ありません(苦笑)。

 

いよいよ予選の開始。優勝した開幕戦から変更している部分はいくつもあったようですが、ファイナルも変えていたようです。これが吉と出るか、凶と出るか……。

あんまり吉ではなかったようです。

混戦の中に入ってしまったという事もあり、中々タイムが上がってきません。

そんな中でスローダウンした走行もしていて「マシントラブル?」と周囲は心配してしまいました。

が! これはクリアラップにする為の作戦だったようです。

ラスト1周でタイムを上げて、予選3位につけました。前回のタイムには及ばなかったものの、中々の好タイム。何より1列目からスタートできる事は良い事です。ワンメイクレースで、改造範囲も狭いクラスですので、マシン差は小さいもの。何とかスタートから前で走っておきたいのです。

RS5I8865.JPG

 

予選のトップは関西から遠征してきたTTSの中村敬司選手。ミニバイクのチャンピオンにもなった選手ですし、何より鈴鹿のCBRカップ開幕戦で優勝しています。強敵です!

RS5I8869.JPG

 

決勝レースではどんな走りを見せてくれるのか? ドキドキのレーススタート!

ポールポジションの中村選手は好スタートを切りますが、我らが公助選手はスタートでミス。ポケバイ時代から苦手としているスタートが、今回も鬼門となってしまいました。

中村選手は混戦からいち早く抜け出し、2位以下を引き離しにかかります。ここで置いて行かれると厳しい展開。

公助選手も必死の追い上げで、2位に上がり、離されかけていた中村選手との差を詰めていきます。

この追い上げの時に後ろのライダーを引っ張る形となり、小椋選手がファステストラップを、薄井選手のトップ争い参加を手助けした格好になりました。やっぱりスタートが重要でした。

中村選手を捕らえ、終盤に勝負をかける作戦になりかけたところで混走だったST250クラスのトップであるニンジャが前に出てしまいました。

これはきっと想定外だったはず。

何せストレートスピードはニンジャの方が速い!でもコーナーはCBRカップの3台のが速い! このギャップを上手に使えたライダーがCBRクラスの優勝に近付く! という展開になってしまいました。

果敢にアタックをかける公助選手ですが、コーナーで引っかかってしまいます。逆にベテランの2台は上手く利用しながらレースを組み立てます。

結果、公助選手はクラス3位でのフィニッシュ。優勝は遠征してきた中村選手が見事手中に収めました。

オーバーテイクをしかける時は、進入でインを突く方が効率的で高確率ですね。インを閉められていたとは言え、そこをこじ開けるくらいでいかないと厳しかった。相手が閉め過ぎて本来の走りを見失うくらいまで攻め込むようになれば、きっともっとレースの幅が広がるはず! 今回の経験を次に活かしてくれると期待します!

 

他にも注目されていた選手の中に、実弟の名越哲平選手がいます。前回はトップ争いを繰り広げた選手でしたが、今回は転倒なしで5位。ちょっと精彩を欠いたレースになってしまいました。次回は最終戦なので、本来の走りを出し切って欲しいものです。

RS5I8923.JPG

そして前回よりもタイムを上げてきた名越友紀選手。公助選手のお姉ちゃんなのですが、こちらもスタートでミスをしていまいました。クラス9位という結果でした。次回こそ、スタートからビシッと決めて更に上位を狙ってもらいたいものです。

RS5I8914.JPG

 それにしてもこのCBRカップはマシン差が小さくていつも激戦! 見ている方はハラハラドキドキで心臓に悪いです(笑)。他のクラスと混走でければ……という場面もありますが、それもまた勉強というものでしょう。

次回の9月15日も楽しみです!


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コメント 2

歳三君

ワンメイクレースはライダーの技術勝負なんでしょうから
実際に走っている人は大変でしょうね~。
もしも自分だとメタボハンデが欲しくなりそうですが(笑)
by 歳三君 (2012-08-08 23:29) 

タテチン

歳三君さん
ワンメイクレース、改造範囲も狭いレース、という事で体重差は大きなハンディになります。もちろん僕も「絶対に出れないな」という重さです(苦笑)。
でもだからこそ、見ていて面白いレースになっているのも事実かなぁ? と思っています。今後が楽しみです!
by タテチン (2012-08-14 04:28) 

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